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「おかげバス」に乗る。

 自分もいずれは運転免許証を返納したいと考えていますが、そうなるといかに公共交通機関を活用できるかが大切になってきます。車に頼ることなく「鉄道」「路線バス」あるいは「徒歩」でどれくらい今の生活を維持してゆくことが出来るのでしょうか。

今回は「近鉄明野駅前」から「通院」と「買い物」を想定して「おかげバス」を利用してみることにしました。「近鉄明野駅前」から目的地の「みたす伊勢」までは午前中の2本しか運行がありません。

今回は11時48分の便に乗車することにしました。

三重交通のサイトではバスの運行状況が確認できてとても便利なサービスだと思いますが、高齢者の方にには少しハードルが高いと思いました。

https://bus-vision.jp/sanco/view/searchStop.html

バスは定刻に到着しました。
小ぶりなバスですが走行する路線を考えると大きなバスでは無理でしょう。一般的な路線バスと違い、ドアは二つではなく乗降用のドアが前に一つあるのみ。降車時に清算するシステムです。乗車していたのは3人。それから目的地に到着するまで乗降はありませんでした。

乗っているのはやはり高齢者の方ばかり。通院が目的なのでしょう。街中をぐるぐる巡って、宮川を渡ります。

宮川を渡り「宮町駅東口」を過ぎ「一之木」から目的地の「ミタス伊勢」まで、順調なバスの旅でした。

公共交通機関を利用するメリットとしては、まず一つに「安心感」があると思います。「車を運転する」というリスクを冒さなくても済みます。そして過度に車に依存した生活から離れる事によって、環境問題とか資源問題からも解放されるでしょう。

しかし課題もあります。
人は便利さを求め自動車に依存する生活を続けてきましたが、便利さゆえ「それら」を犠牲にしてでも自分たちの生活を変えていくことはできないのではないでしょうか。

今までの生活を続けていく「デメリット」と、新しい生活スタイルに変えてゆく「メリット」
それがハッキリと見えなければ、これからの未来は見えて来ないのだと思います。

お昼は「喜八屋」さんで「中華そば」をいただきました。

食事を済ませ、そのまま伊勢市駅まで歩いて帰る事にしました。

伊勢市駅まで歩いても15分程。
歩けるうちはこちらの方が現実的だと思いました。
何より「運動」になります。

寅寅寅

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