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河崎のまちあるきと河崎商人館。

  河崎の町もかつては海運の要所としてとても栄えていました。幼い頃、魚屋を営んでいた祖父に連れられて問屋が立ち並ぶ町を歩くと、たくさんの人が忙しそうに行き交っていました。「伊勢商人」と呼ばれた人たちの財力は大きく、江戸時代初期には「山田羽書」という独自紙幣も発行していました。

今回も近鉄宇治山田駅から歩きます。

駅裏から北に向かって細い路地を入って行くと、とても低いJRの架道橋が見えてきます。ここがいわばスタート地点になります。所々に「河崎商人館」という道案内があるので、迷うことも少ないと思います。

しばらく歩くと、古い民家を改装したお店がところどころ見当たります。古くからあるお店もあれば、ミシュランガイドにも選ばれた新しいお店もあります。

信号を渡ってさらに北に進み、勢田川の一番下流にある「北新橋」から堤防沿いに歩いていくと川沿いに蔵が並んでおり、隣に「川の駅・河崎」があります。

堤防から「川の駅・河崎」を通り抜けて「河崎商人館」のある通りへ戻り、「河崎商人館」を見学いたします。

そういえば私の親戚もこの近くで「豆問屋」と「電気店」を営んでいたのを思い出しました。

帰りはお昼近くになったので、「福野屋うどん店」で特別に「肉月見伊勢うどん」を作ってもらい、いただきました。

「NPO法人伊勢河崎まちづくり衆」の方たちの手によって、今もなお河崎の町並みや「河崎商人館」は大切に残されています。これからも同じ志を持つ人たちによって、いつまでも残されていくことを願ってやみません。

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伊勢河崎商人館

http://www.isekawasaki.jp/

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