朝から降り続く雨で、125社巡りも今日はお休みです。
125社巡りを続けていて、日本は本当に「神の国」なんだなと感じています。
あらゆるところにいろんな神様がいて、自分たちの暮らしを見守ってくれているんだなと思うと、自然に感謝の気持ちが溢れて来ます。
さらに海の幸や山の幸にも恵まれ、とても素晴らしい景色も見る事ができます。
今更ながら、伊勢に生まれて本当に良かったなと思っています。
ただ私が少し残念に思うのは、若い人たちがどんどんと地元を離れて行ってしまう事です。
決して若い人たちに罪がある訳ではありません。
自分の夢を叶えるために、地元を離れていく人がほとんどだと思います。
県外の大学に進学して、地元に帰ってくる人の割合はどれくらいなのでしょうか。
おそらくほとんどの人が県外で就職されると思います。
残念ながら、地元で就職したくても都会に比べ、受け皿となる企業が少ないのが現状だと思います。
伊勢は観光で成り立っている町だと思いますが、選択肢はたくさんあった方が良いと思うのです。
若い人たちが働きやすい、将来に希望の持てる企業があれば、地元にも目を向けてくれるのではないかと思います。
若い人が減っていけば、町はどんどん衰退していきます。
伊勢で言えば、人口の3分の1の人が高齢者となってきています。
これからもこの割合はどんどん高くなっていくでしょう。
今何かを変えていかなければ、伊勢の町もいずれ無くなってしまうかもしれません。
2000年続いた歴史を、これからも受け継いでいかなければならないと感じています。
寅寅寅