遠方から訪れる人、あるいは折角なのでもう少し観光をしたいと思われる方も多いと思います。パックツアーなら伊勢神宮にお詣りして、その後は鳥羽市内のホテルに宿泊するのが一般的だと思いますが、個人ツアーなら団体向けのホテルにこだわる必要はありません。そこで1泊2日向けのおすすめツアーを考えてみました。ぜひ旅の参考にしてみてください。
さてまずは伊勢に来たら何より「伊勢神宮(外宮・内宮)」にお参りしたい、とほとんどの人が考えるでしょう。「外宮」にお参りしたあと「内宮」に移動して、おはらい町やおかげ横丁をそぞろ歩きした後「内宮」に参拝する。そして次の日に鳥羽や志摩方面、「志摩スペイン村」や「鳥羽水族館」「ミキモト真珠島」を観光して帰るというパターンです。
伊勢神宮公式サイト
伊勢市観光協会公式サイト
志摩スペイン村公式サイト
鳥羽水族館公式サイト
ミキモト真珠島公式サイト
http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp/
しかし私がお勧めしたいのは
伊勢神宮早朝参拝コース
です。
実は伊勢神宮は朝の5時から参拝が出来るのです。
そして早朝参拝するためには、できるだけ「内宮」もしくは「外宮」に近いホテルに泊まる、というのが条件になります。
それでは早速コースの説明をしていきます。
1日目
①近鉄線もしくはJR線で「鳥羽駅」に到着。(ここでスペイン村を観光する場合は近鉄線で「鵜方駅」まで乗車し、駅前から送迎バスに乗ってスペイン村へ)
②鳥羽駅でいったんコインロッカーに荷物を預け、徒歩で「ミキモト真珠島」「鳥羽水族館」へ(徒歩で10分ほど)。
徒歩で行けない場合は「近鉄線」で「賢島」行きの「普通電車」に乗って次の「中之郷駅」で降りれば道路をはさんで目の前に「鳥羽水族館」があります。(コインロッカーは水族館にもあるとの事です)
ここで「志摩スペイン村」か「鳥羽水族館」&「ミキモト真珠島」の2択になってしまいますが、より興味のある方に行かれると良いと思います。
③いったん鳥羽駅に戻って荷物をピックアップしたあと、JR線あるいは三重交通バスで「二見浦」に向かう。
JR東海公式サイト
三重交通公式サイト
というのも初日に「夫婦岩」で有名な「二見興玉神社」にお詣りしていただきたいと考えたからです。
まずは「二見興玉神社」で「みそぎ」の為のお詣りを済ませたあと、各宿泊ホテルに入っていただきたいと思います。
早朝参拝をするためには先ずはホテル選びが肝心となってきます。
先に書いた「できるだけ「内宮」もしくは「外宮」に近いホテルに泊まる」
というのが条件になってきます。
内宮周辺のおもな宿泊施設
神宮会館公式サイト
いにしえの宿伊久公式サイト
https://www.hotespa.net/hotels/ikyu/
次に外宮周辺の宿泊施設ですが、内宮前の宿泊施設に比べると交通のアクセスも良く、近年はホテルも増え、特に「外宮」まで歩いて10分ほどのホテルに人気が集まっており、私もお勧めします。
外宮周辺のおもな宿泊施設
コンフォートホテル公式サイト
https://www.choice-hotels.jp/hotel/ise/
伊勢神泉公式サイト
https://www.iseshinsen.jp/?utm_source=Google&utm_medium=gmbk&utm_campaign=klhis
三交イン公式サイト
https://www.sanco-inn.co.jp/ise/
駅前からは少し離れますが、連泊するならこのホテルもお勧めします。
FAV HOTEL伊勢公式サイト
https://fav-hotels.com/hotels/ise/
「外宮」からは少し遠くなりますが、比較的安く泊まれるのでお勧めします。
伊勢パールピアホテル公式サイト
伊勢シティホテル公式サイト
EN HOTEL Ise公式サイト
ホテルに入って荷物を置いたら、晩御飯は付近の飲食店で自分好みのお店を見つけましょう。
伊勢市のおもな飲食店情報
(公社)伊勢市観光協会公式サイト
食べログ公式サイト
ぐるなび公式サイト
伊勢うどんのお店マップ:GoogleMap
https://goo.gl/maps/Z7SUD1HWWLusPdUGA
美味しい料理とお酒についつい夜更かししてしまいしそうですが、早朝参拝に備え早い目に休みましょう。
2日目
5時の参拝開始を待つくらい、時間に余裕を持って起きましょう。
ゴールデン・ウイーク前の今の時期ならもう明るくなり始めていると思いますし、上着を着ればさほど寒さも感じないと思います。
①外宮(内宮)参拝。
昼間の喧騒とはうって変わって、静寂の中を玉砂利を踏みしめながら参道を歩いていきます。「ぴん」と張りつめた空気の中、拝殿前に立つと心が洗われるような気持にさえなります。
②参拝が終われば「外宮前」バス停から「早朝便」に乗り、「内宮前」に向かいます。直通便なので10分足らずで「内宮前」に到着します。
※注意※
確認したところ「早朝便」は毎月1日と土・日・祝日のみの運行となっていますのでくれぐれもお気を付けください。
三重交通公式サイト
③内宮参拝
宇治橋前から拝殿前までは徒歩で10分ほどかかります。ほかのお宮をお詣りしたりしているとかなり時間はかかってしまうでしょう。外宮周辺、または内宮周辺で宿泊する場合でも、早めにホテルにチェックインすることが出来れば、先に外宮をお詣りしておくのもおすすめです。
そうすればゆっくりと内宮を早朝参拝することが出来ると思います。
伊勢神宮の参拝終了時間は季節により変わるので、確認しておくと良いと思います。
伊勢神宮公式サイト
さて早朝参拝してお腹が空いても、おはらい町やおかげ横丁で開いている店はほとんどありません。しかしさすがに「赤福内宮前本店」は神宮と同じ時間に開いています。
赤福公式サイト
ところで「朔日参り(ついたちまいり)」
という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。
毎月1日(ついたち)は、前の月の無事を神様に感謝し伝える日なのです。
この日は早朝から開けている店もあり、赤福も「朔日餅」という限定の餅を販売しています。また「朔日かゆ」を出しているお店も有名です。
すし久公式サイト
毎月1日は朝4:45から開店し「朔日かゆ」を提供していますが、7:30分まで、しかも無くなり次第終了という事から毎月開店前から行列ができるほどです。早朝参拝にはこういった楽しみもあるのです。
もし予定がつくのなら、月末に泊って次の朝「朔日参り」をするプランを一番に推したいと思います。
早朝参拝したあと、再びホテルに帰ったとしてもチェックアウトまではまだ時間に余裕はあると思います。チェックアウトまで少し休んだ後は帰路につくことになるでしょう。
今回は「伊勢神宮早朝参拝」に的を絞ってコースを考えてみました。「伊勢神宮にはもう何回も行った」という方もたくさんおられると思います。
しかし「早朝参拝」することで、「神宮」はその時とはまた違った姿をみせてくれるかもしれません。
車で伊勢に来られるれる場合、あるいは公共交通機関で来られる場合でも
以下のサイトを一度見ておけば様々な情報を手に入れることができ
とても助かると思います。
らくらく伊勢もうで公式サイト
(公社)伊勢市観光協会公式サイト
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