半熟思考

半熟思考

すぐに答えを求められる時代に役立つ。

半熟思考で気持ちが楽になる方法。

半熟思考って一体なに?と思われる方も多いでしょう。

私たちは日常の中で、たくさんの判断をしながら生きています。

仕事でも、人間関係でも、SNSでも、常に「どうするか」を決めなければなりません。

しかし、ふと思うことはありませんか。

間違いじゃないけど、正解じゃない事って、たくさんあるよね。

世の中には、YesかNoだけでは決められないことがたくさんあります。

そんなときに役に立つのが 「半熟思考 」です。

半熟思考とは、考えがまとまらない時、イラッとしてしまった時、何か分からないけど不安になった時、そんな時に間違った答えに進んでしまわないように、一度立ち止まって考えてみる為の方法です。

ここはその方法を考える為の場所です。まず大切なのは、あえて結論は出さなくても良い、ということです。無理に結論を出す必要はありません。結論を出すための考えを整理して、その途中を楽しむ事が大切になります。皆さん何か新しい物を買う時、あれにしようか、これにしようかと悩むと思いますが、そうやって悩んでいる時を楽しいと感じたことはありませんか?それが「半熟思考」なのです。

さあ、それでは「半熟思考」を進めていきましょう。

半熟思考とは

半熟とは、まだ答えを決めていない状態の事を言い表しています。たとえば「完熟」なら、既に答えが出ていて断定してしまって良いということですし、「生」なら、まだ何も考えていない状態の事を言い表しています。つまり「半熟思考」とは、考えてはいるけれど、まだ答えが出ていない状態であり、考える余地があるということです。しかし、優柔不断という事ではありません。優柔不断とは、答えを何度もコロコロ変える事をいいます。「半熟思考」はまだ答えを出していない状態ですから、考えを変えても良いのです。むしろ答えが出ない、という事を悩む必要も無いのです。

半熟思考の注意点

しかし「半熟思考」をする時に、気をつけなければならない事もあります。

・無理に結論を出さなくても良い。

先程も言いましたが、無理に結論を出す必要はありません。誰でも考えがまとまらなくて悩んでいたり、イライラしている時や不安になっている時は、普通に考えることが出来なくなっています。そんな時に無理に答えを出すと、得てして間違った方向へ進んでしまいます。そういう時こそ「半熟思考」の出番なのです。

・考えを止めないこと。

答えが出ないからといって考えを止めてしまうと、無理に答えを出す事に繋がってしまいますし、それでは何も考えていないのと同じ「生」になってしまいます。つまり「半熟思考」とは、考えを回し続ける事なのです。

・ひとつの事にとらわれないこと。

たとえ考えを回し続けていても、同じところをグルグル回っているだけでは、ひとつの答えにしか辿り着けません。思い切ってその考えの中から飛び出し、違う方向から考えなければ、良い答えには辿り着けません。

むしろそれが「半熟思考」の一番大切なところなのです。

随分難しいな、自分に出来るかな、と思われるでしょうが、心配する必要はありません。「半熟思考」のスイッチを入れれば良いのです。それでは実際の方法を見てみましょう。

半熟思考のやり方

STEP・1

自分が今何を考えているのか、何に対してイライラしたり、不安になったり、焦っているのか考えてみてください。

・前を走る車が遅くてイライラしている。

・約束の時間に遅れそうで焦っている。

STEP・2

頭の中でスイッチをイメージしてください。そして心の中で「半熟?」と自分に問いかけてみてください。または、ヒーローが変身するように「半熟!」と言っても良いでしょう。(ただし、場所は選んだほうが良いと思います。)それと同時に、頭の中のスイッチを切り替えて、頭の中を「半熟モード」にしてください。何だそれだけか?と思われるでしょうが、このスイッチを切り替えるほんの1秒足らずの時間でも、気持ちの切り替えができて、自分が何にイライラしているのか、何に焦っているのかがわかるようになるのです。

・なぜ前の車は遅いのだろう?高齢の人が運転しているのかもしれない。

・そもそも自分が寝坊をしたのが悪いんだ、バスのせいじゃない。

STEP・3

イライラや焦燥感が収まったことで、止まってしまっていた考えが回り始めます。

・イライラして事故でも起こしたら大変だ。ゆっくり走ろう。

・焦ってもどうしようもない。寝坊してしまったことを素直に謝ろう。

人は何か特定の状況に置かれ、イライラしたり焦ったり、あるいは不安になっている時は、他の事が考えられなくなっています。頭の中がフリーズしている状態と同じなのです。「半熟?」と心の中で問いかけることで「間」ができて、ようやく考えを「回す」事ができるようになるのです。

ただ、頭の中のスイッチを働かせる為には訓練が必要です。でも安心してください。わざわざストレスの多い状況にしなくても、ふだんの生活でスイッチを切り替える練習はできるのです。

「半熟思考」実践編

・コンビニ編

今日のお昼はコンビニ弁当にしようと思い、お店に入りました。ところが何時も買うお弁当が売り切れていて、違うお弁当にしようと悩んでしまい、なかなかどのお弁当を買うか決められません。ここで「半熟」スイッチの出番です。

べつにこの店で買わなくていいよね、隣のコンビニでも良いし、もう少し歩いたら同じチェーンのコンビニもあるし。それに、弁当でなくてもオニギリでも良いんだ。

(解説)

この場合、何時もと同じお弁当を買おうと悩んでしまい、考えがフリーズしてしまいました。「半熟」スイッチを押すことで考えが回り始め、別の選択肢が広がったのです。そうなると、まだまだ選択肢の幅は広がるでしょう。

・仕事編

来週までに新しいプレゼン資料を用意しなければなりません。ところが一向に新しいアイデアが浮かばず、完全に煮詰まってしまい、時間がなく焦っています。ここで「半熟」スイッチの出番です。

ところで何に焦っているんだ?時間か?アイデアが出ないことか?そもそも、アイデア出しの段階で完璧なものなんて目指す必要があるのか?何でも良いから、とにかくやってみよう。

(解説)

この場合は、締切に焦っていたこともありますが、完璧な仕事を目指そうと頑張り過ぎていて、思考の無限ループに陥っていたのです。「半熟」スイッチを押したことで状況を「俯瞰」で見ることが出来るようになり、最初から完璧を目指さなくても良い事に気付くことが出来ました。

・SNS編

最近炎上しているという投稿ですが、興味があったので恐る恐る開いてみました。内容を見ていたらだんだん許せない気持ちになり、コメントを書き始めました。しかしなんとなく誰かを傷つけてしまわないかと不安を感じました。ここでも「半熟」スイッチの出番です。

待って、自分が考えている事って本当に正しいんだろうか?それに、ここで投稿したら自分のアカウントをさらす事にもなるし、誰が見ているかも分からない。やっぱりやめておこう。

(解説)

最近よくある話だと思います。SNSは簡単に投稿出来ますが、リスクも潜んでいます。安易に投稿してしまうとそのリスクを広げる事にも繋がります。「半熟」スイッチを押したことでリスクに気づき、投稿をやめるという選択が出来ました。

いくつか例を上げましたが、このように普段の生活の中でも「半熟?」を試す機会はたくさんあります。それを繰り返していると、いつのまにか「こだわり」や「思い込み」から解放されていくのを実感できると思います。何か自分がひとつの考えに囚われているな、と思ったときには、「半熟?」スイッチを押してみてください。

少し心が軽くなり、気持ちが楽になるかもしれません。

最後に

現代の私達は、常に何かの判断に迫られて生活をしていかなければなりません。特に、間違った判断で問題が起きてしまった場合は、すぐに厳しい責任追求が始まります。SNSやネットでも、ほんの些細な気持ちで投稿したとしても、あっという間に拡散して「炎上」してしまうこともあります。社会全体が「失敗は許されない」雰囲気になっているのです。

失敗を恐れ、考えが「完熟」してしまえば、無限のループに陥ってしまい、先に進むための気力さえも奪ってしまいます。

「半熟思考」は、思考の無限ループから一歩踏み出し、違った場所から見る(俯瞰する)ためのツールであると思っています。「半熟思考」が出来るようになると、社会の見え方も変わってくると思います。最初に伝えましたが、答えはすぐに出さなくて良いのです。「半熟思考」で考えを回してください。

考えるだけなら、リスクはありません。

一歩踏み出して「半熟?」を楽しみましょう。

*3月21日 AI版 半熟思考OS 公開予定*

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